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サスペンションの動きを制御する力は「減衰力」と呼ばれ、ショックアブソーバー内のピストン部を通過するオイルの抵抗により発生します。FSDはその力を自動調整することにより、いかなるときも乗り味を最適化するのです。 |
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通常のショックアブソーバーでは、図1のルート
をオイルが通ることで減衰力が生まれます。FSDはそれに並行して、特許機構であるFSDバルブを設けたルートを設定。
ピストンスピードやストロークの変化に応じて、ルートとを通過するオイル量を自動的にコントロールし、減衰力を調整します。
長き歴史に裏付けられた確かな技術と基本原理の追求によって、電子制御システムに一切頼らない革新の機構を実現しました。
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図1:ピストン部 |
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● バルブ
オイルの通過量を調節する弁。
● オイル室
バルブの中央をオイルが通過することによりオイル室内の油圧が変化し、バルブを上下に移動させる。 |
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小さな油圧が生じ、バルブが押し下げられるオイル通過量が増える |
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油圧が高くなるにつれ、オイル室が膨らみ、バルブが押し上げられる
オイル通過量が減る |
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小油圧が一定以上の高さになると、オイル室が最大限に膨らみ、バルブが全閉となるFSDバルブではオイルが通過しなくなる |
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