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イギリス、ハンプシャー州ストックブリッヂに本拠を構えるストックブリッヂレーシング社が世界に誇る、WILLANS(ウィランズ)レーシングハーネスのファクトリー。ファクトリーとは言うものの、スタッフ数名がマニュファクチャリングにより1 本1 本を丁寧に仕上げるビジネススタイルは、今流というよりは質実剛健という言葉が似合うファクトリーである。

創業者で、ストックブリッヂレーシング社マネージングディレクターの肩書きを持つジョン・フェニング氏(1938年生まれ)は16才でレースを始め、1962年にはジムクラークとともに名門ロータスチームでフォーミュラジュニアに参戦。1966年にはレース界の大御所、故ケンティレルの元でも戦っている。このように、レーサーとしてのキャリアをF1にまで高めたフェニング氏が自身の経験からレーシングハーネスの開発を志すのは必然であった。
なぜならば、当時F2を戦っていたフェニング氏は、コーナーリングやブレーキング時に身体がサポートされないその当時のドライビングスタイルに違和感を持っていたからである。そこで彼は現在のWILLANSハーネスの前身となるフルハーネスを考え、レース活動引退後、自身の趣味のレース活動の為に当時航空機のハーネスを製作していた工場に製作を依頼した。自身が考案したスペシャルハーネスは大きな安心感を生み、ドライビングそのものに大きな進歩があったという。その後、このスペシャルハーネスは、当時F2を戦うドライバーの間でも評判になり製作依頼が殺到した為にビジネスとして現在の会社を設立した。以後イギリス国内において順調にビジネス展開されたが、1970年ジャッキースチュワートが乗るティレル001に採用された事がきっかけとなりビジネスの規模が世界へと広がり、顧客の単位が大きく増加した。

現在では、F1を始めとする国際格式の四輪モータースポーツ競技でレーシングハーネスは安全装置として技術基準が確立しているが、フェニング氏こそがその技術基準の創始者であるとも言えるだろう。もちろん現在も彼に率いられるWILLANS社は世界最先端の技術基準を維持し続けている。

同社は世界中のあらゆるモータースポーツ競技者を相手にレーシングハーネスビジネスを展開しているが、我々のような一般ユーザーが使用するフルハーネスもF1チームが採用するフルハーネスも全く同じ工程で全く同じスタッフが行なっているのは驚きに値する。

本業がハーネス作りになった今でも、彼はクラシックF1を数台保有し現在もレースに参戦している。本人はハーネスのテスト用と言っているが、国際レースでの表彰台経験が無いと入会資格が与えられないBritish Race Driving Clubに入会している事こそ、何よりも彼の戦績を物語っているだろう。
自身のドライビングへのこだわりが生んだ名品中の名品、それが“WILLANS”ハーネスである。

 
   

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