ブランドは一日にして成らず・・・長い年月をかけて技術を磨いたものだけが信頼を獲得できます。KONIの150年以上の歴史は、まさに一流ブランドであることの証です。
創業は1857年。オランダで馬具や馬車具の製造をしていたKONI社は、1932年に自動車用ショックアブソーバーの製造を開始。馬車に代わって自動車が台頭し始めた時期です。以降は特にヨーロッパで高い評価を獲得。現在では、ランボルギーニ・ガヤルドやムルシェラゴ、マセラティ・クワトロポルテや3200GT等、数々のスポーツカーに純正ショックアブソーバーとして採用されています。
またKONIの技術力は自動車用以外の分野からも注目され、フランスの超特急「TGV-Duplex」やアメリカの大陸横断鉄道「Amtrak Superliner」等のサスペンション、さらに橋梁用のダンパーとしても採用されています。
各界の信頼に応えるべく、KONIはさらなる技術開発を行っています。
ストリート用からレース用まで、KONIのショックアブソーバーには幅広い支持が寄せられています。その最大の理由は「減衰力調整」の技術です。
これは、1950年にKONI社が世界に先駆けて開発に成功した技術です。その後、数々のモータースポーツシーンで鍛えられ、その技術に磨きをかけてきました。
KONIのストリート用ショックアブソーバーにも、こうしたノウハウがフィードバックされています。先駆者としてのプライドを大切にして、より多くのドライバーに先進技術を提供しているのです。
ショックアブソーバーの性能が試される場として、F1は最高の舞台です。KONIは、1958年にF1のテクニカルサポートを開始しました。以来、フェラーリをはじめとする多くのトップチームに採用され、F1レース233連勝という大記録を樹立。「F1のKONI」と称されるまでになりました。
2004年はBAR・HONDA、2005年はRed Bullの走りを足元から支えたKONI。
2007年、2008年はF1トップチームであるMcLAREN MERCEDESのオフィシャルサプライヤーとして、過酷な優勝争いに、進化し続けるダンパー技術で貢献しています。
F1をはじめ、多くのチームやトップドライバーをサポートしているKONI。モータースポーツのトップカテゴリーでの経験を活かして、KONIは、スポーツカーやワゴン、ミニバンでのドライビングプレジャーを追求し続けています。
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