色を物理的・客観的な数字で表わす単位。光源の光色には、赤味を帯びたものや青味を帯びたものがあります。しかし、光の色を人間の主観で表す場合、見る人によって微妙に異なってしまいます。そこで、光色を物理的・客観的な数字で表したもののひとつが色温度なのです。色温度は、K(ケルビン)で表されます。色温度が低くなればなるほど赤味がかかった光色になり、色温度が高くなればなるほど青っぽい光色になります。例えば、晴天の日の昼間の光は色温度が高めで、白に近い色に見えます。さらに色温度が7000K以上になると、青味を帯び始めます。逆に日の出後や日没前の光は色温度が低めで、2300K以下で赤味を帯び始めます。明るさの絶対値を示すものではありませんが、バルブ選びのひとつの目安になると思います。 |